かっこいいサントラ
いい映画というのはいい音楽が劇中で使われていることが多い。スターウォーズ然り、ロッキー然り、E.T.然り…。
今回はアルバムとしても聞き応えのある、
かっこいい映画のサントラについて述べよう。
まずはこれ。
「ハイ・フィデリティ」は音楽バカの、音楽バカによる、音楽バカのための映画である。
私はこの映画が非常に好きで、このブログのRobというネームもこの映画の主人公に由来している。このサントラは映画で使われている楽曲を集めたものであるが、アルバムとして一貫性があり、完成度も非常に高い。
ジャック・ブラックの歌うマーヴィン・ゲイの名曲”Let's Get It On”は痺れる。
アカデミー賞作品賞受賞の「バードマン」はその画期的な撮影方法が注目されたが、その音楽も他の映画作品とは一味違う。ほとんどのBGMがドラムを叩く音のみである。しかし、そのシンプルかつ洗練されたドラムの音がこの上なく格好いい。このサントラは音と音の”間”を聞かせるアルバムである。まさにハイセンス。部屋で流しっぱなしにして読書や料理をするにもオススメだ。
クエンティン・タランティーノの作品はどれも音楽のセンスがいい。「パルプ・フィクション」の”Miserlou”や「キル・ビル」の”Battle Without Honor Or Humanity"はテレビ番組でも多く使われているので、誰しもが一度は聞いたことがあるだろう。ちなみに彼の映画にはよく、「夕陽のガンマン」「ニュー・シネマ・パラダイス」等の楽曲を手がけた映画音楽界の巨匠エンニオ・モリコーネの音楽が使われている。タランティーノの作品の中で私の最もお気に入りである、第二次世界大戦時のドイツ・フランスを舞台にした作品「イングロリアス・バスターズ」のサントラにもモリコーネが参加している。
以上、オススメのサントラを紹介させてもらった。
とは言っても、やはり本作の映画を観ないとアルバムの醍醐味は味わえないので、まずは本作を観ることをオススメする。
もちろん、映画の方もどれも一級品である。
Rob
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